ついに
夏は乗り切ったわけです。
冷蔵庫無しで。
のりふじ。
のーりふじれーたー。
冷蔵庫がない暮らしを
しているわけではありません。
近くに
八百屋も肉屋も
コンビニもスーパーも、
なんでもあるので、
引越し後、冷蔵庫がないまま
始まった生活が
なんとなく続き、
だんだん面白くなってきちゃって、
ある日のコンビニで、
とある仲良しなご夫婦が
「このアイスは、あとで食べる用ね。
こっちは明日一緒に食べようね。
で、これは、いつか食べる用!」
と楽しくたくさんのアイスを買う姿を見て
(!!!)
もう、ノリ夫さんとフジ子さんに
「いつか食べる用」
という発想がなくなっていることに
衝撃を覚えました。
このコンビニ、24時間営業。
いつか食べる用は、
ここに来れば、
24時間、
今すぐ食べれる。
冷たい飲み物をいつでも家で飲む、
というのは贅沢な楽しみになりました。
でも、魔法瓶の水筒があったので、
買ってきた氷を入れておけば、
24時間くらいは持ちました。
食事を残して腐らせることも
ほとんどありません。
食べれる量しか作らないし
(ノリ夫さんが)
少し多めに作ったものは、
火を通しておきました。
(ノリ夫さんが)
そうすれば次の食事で
おいしく食べられました。
(フジ子さんが)
引越し後すぐに作ったカレーは、
火を通すタイミングを間違えて
ダメにしてしまった。
悲しかった。もったいなかった。
一生懸命作ったのに。。。
(ノリ夫さんが)
って。
それ以来、1度も捨てる羽目に
なるようなことはありませんでした。
初めは、
なんとなくで始まったこの暮らし方。
だんだんと、
冷蔵庫無しでも暮らせるのか⁈
というゲームになってきた。
気づけば、
当たり前の暮らし。
不便と思うことすら無いのです。
私たちが生まれる、
本当に少しだけ前は、
冷蔵庫はみんなが持っているわけではなかった。
子どもの頃の冷蔵庫には
左上に小さな鍵穴が
ついていた記憶がある。
金庫の様に。
貴重品をしまう貴重な場所だったのだ。
新鮮な野菜や果物を
作りたての料理と
新鮮なうちに、作りたてのうちに
食べる暮らし。
むしろ、スーパーの安売りを
「安いから買う」ということをしなくなった。
情報に踊らされなくなった感覚。
今日食べる分だけでセットして終わり。
冷蔵庫にアレとコレがあるから~~と
処理を考えなくて済む。
冷凍にしていたもののことも。
覚えておくのは疲れる。
「処理」という感覚は、後戻りしているよう。
その思考するのが疲れる。
作って食べる。
作って食べる。
前にしか進まないのがいい。
無駄にならない。
感覚が研ぎ澄まされる。
何が食べたいか、研ぎ澄まされる。
冷蔵庫がくさくなることがない!
冷蔵庫がないんだからね!
そんな、祝!夏越えの日でした。
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